VSR-10専用太径SPRING。外径13mm、内径11mm仕様。全長はVSR-10サイズで200mm
※数字はレートにより若干前後します。


耐疲労性、引っ張り強度に優れ線径を細かく設定できる「シリコンクローム鋼」を採用したことで、巻きピッチを前後不等化すること成功、縮み始めは柔らかく伸び始めの瞬発力が強い理想的なスプリングを実現。線材から造り始め特殊加工を施し、最後に圧縮したまま寝かせます。これによりヘタリを最小限に迄押さえる事が可能となります。
市場で人気のPDI製SPRINGには全て一貫した同一手段が採用されています。


完全な不等ピッチを実現するプロセスで最も重要なもの、それは「職人による手巻」です。
機械による大量生産では完璧な不等ピッチとはいかず、均等ピッチをつなぎ合わせたタイプになります。これではPDIがベストと判断する「縮み始めは柔らかく伸び始めの瞬発力が強い」SPRINGにはなりません。
少量生産になりますが1本1本時間をかけ生産する方法を採っています。


上記スプリングの数字は「％」表記。今回のSPRINGから新たな基準として計測に0.2g弾を採用。
その0.2g弾と 純正SPRINGを搭載したプロスナイパーの計測結果を「100」と仮定すると、本製品とPDI製プレシジョンシリンダーSet HDの組み合わせで120%の出力設定に(約0.8J)。


カスタムスプリングの醍醐味である太径スプリングは、ピストン、SPガイドともに太径専用サイズになってしまいますが、純正径SPRINGにない安定感が得られます。同出力であった場合にもバネ自体の線径が太くできる為、設計上余裕を持つ事が可能です。また、最大の特徴としまして、VCピストンが使用可能になると言う大きなメリットも存在します。スプリングがバキュームシステムを飲み込む事になりますので太径スプリングでないと併用が不可能となります。