静岡ホビーショー2013 レポート
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今年も静岡ホビーショーに行ってきました。
開催前からネット上でかなり話題になっていたマルイさんの「新次元」と「新カテゴリー」。
結果は予想外のサウンドシミュレーターと、こちらは予想通りのガスチャージ式ショットガン。
いい意味で裏切られたサウンドシミュレーターは会場でも試射ブースを設け多くの方が楽しまれていました。
確かにこれまでにない遊び方が提案され、サバイバルゲームの在り方に一石を投じることになりそうなアイテム。
その他にもM320A1やサムライエッジもありバラエティに富んだ「今夏発売予定」製品群でした。
それでは画像とともに各面々を振り返りたいと思います。

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「GUN SOUND VSR-10 prohunter G」
いわゆる新次元第一弾ということでいろいろな角度からお話を聞かせていただきました。
まず従来と何が違うか?やはりシューティング時の「実射音」が再現される点です。
どういう機構かは公開していただけませんでしたが、ポイントは2つ。
1.疑似音であること
2.ヘッドホンからのみ音をかえすということ
担当者さんもお話しされていましたが、広大なフィールドであちらこちらから「バウン!!」と鳴り響くのでなく
あくまで聞こえるのはヘッドホンを装着した「その人、一人」ということ。ですので雰囲気に浸れることを念頭においたようです。
価格はイヤホンセットで50,000円未満だそうです。

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VSR-10 G-SPEC自体も少々手が加わっております。
プロハンターには付属していましたが、専用のマウントリングとスコープが改めてこのG-SPECに付属するようです。
さらにハリスタイプのバイポッドが付属し、サイドにレールが装着されています。
また、発射音と連動するリコイルを生み出す為に、内部ユニットは「リアルショック」となるそうです。
現時点ではこの技術を他のアサルトライフルに転用するのかどうか、検討中ではあるとおっしゃっておりましたが。
斬新すぎるこのシステムは正直最初の一本の売れ方次第じゃないでしょうか。それとも評価はボルトアクションでは分かりづらいので
やはりM4で勝負するのか、今後の展開に要注目です。

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ある意味、予想通りですがこんなにうれしい事はない!というガスショットガン、M870の登場。
VSR-10 GUN SOUND Ver.は発射音にこだわりを見せていましたが、こちらは作動性と外観に重点が置かれています。
なにより、ガスチャージになったことでコッキングが「使える」軽さにしあがり、ラピッドファイヤーを実現させます。
映画のワンシーンのようにガシャン、バン!!ガシャン、バン!!!となるわけです。
また、もう一つの外装にも力が入っているようで、実物からの採寸となります。
アウターバレル、レシーバー、トリガープレートは金属製。XSサイトタイプを装備。


ストック内にワンタッチで脱着できる「大型ガスタンク」を装備。
最大100回程度発射可能らしいです。



発射システムには「3発、6発」を切り替えられる新機能を採用。
遠距離では3発、近・中距離では6発と切り替える事でより幅広いシチュエーションに対応できるそうです。
既存のシェル(赤い方)も使えるようですね。


バレル側面画像です。刻印もキレイに入っていますね。

M870を堪能した後に、もう一つの真打ちが登場します。
「M320A1」です。

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ざっくりとM320とは、ですが
M320A1は米国軍最新鋭40mmグレネードランチャー。
M203に近い構造を持つ物のピカティニーレールを介してカービン銃身下に装備できるほか
ストックを用いスタンドアローンでの運用が可能となっている。
銃身は銃口付近のヒンジを支店に銃尾を左側にスイングするように動き装填する。
M203の前方スライドと異なる為にいかなる長さの弾薬も使用可能。

上記画像のようにHK416につけてみたり、マルイさんが展示されていたようにSCARヘ装着させるとインパクト絶大。
しかし、単に見た目なだけでなくやはりグレネード、威力がスゴイ。6ホール x 3発で一気に18発を放出!
実用距離20〜30mの曲射弾道。

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従来のグレネードカートはガスを注入し多くの弾を発射する機構でしたが、カートリッジ自体にガスを内包する為、重く強固であることが求められました。今回開発された新機構では、発射機構自体は本体内部にうつされ、カートリッジは弾をおさめるだけとなります。
軽量化が実現されるとともに単価も下げられ、複数所有しやすいメリットを打ち出しています。

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最後に紹介するのはサムライエッジ。
このサムライエッジ、実は結構革新的です。
サムライエッジシリーズが発売された頃、M92FはあってもM9A1はありましたか?
そうなんです「M9A1ベース」に生まれ変わったんです。しかもサムライエッジ発のホップ機構搭載。

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限定品にふさわしく専用ハードケースにおさめられていました。

今回も例年通りの熱い新作案内でした。
サウンドシミュレーターのような次代を担う機種の登場により、業界のリーディングカンパニー「東京マルイ」の底力を改めて見せつけられた気がします。そして従来の問題点を解消するM870、長い試作期間を経てついに登場するM320、もはや家庭用ゲームという枠だけでは収まらないバイオハザードシリーズとのコラボレーション...といった新作が目白押し。
最後に担当者の方にこっそりと聞いてみました。
「これだけの新製品、いやぁ、スゴイですねほんと。ところでコレ全部今夏発売?」

「....がんばります (汗 」

以上、2013年静岡ホビーショーのレポート終了します!!

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